まーぶるです。
ブログを初めて最初に困ったことが「スマホ撮影した写真のアップロード」でした。
SNSなどでスマホ自体から写真を投稿する場合、各アプリに画像アップロードボタンがあり、押すだけで写真のリストを表示してくれるので困ることはありません。
しかし加工やWordPressブログへの投稿をする際、一度PCに取り込む必要があります。
(スマホだけで完結する猛者もいるかもしれませんが、まーぶるには無理です。)
そこでスマホとPCを接続しファイルをコピーしようとした際、スマホ内部のディレクトリ構造が表示されますが、カメラで撮影した画像はどこにあるのか知らず苦労したため、備忘録を兼ね綴って置きます。
Androidで撮影した写真の格納先は?
ズバリ「DCIM」フォルダにあります。
と書いてもわかりにくいですね。
実はスマホやデジカメで撮影した写真データは大抵この「DCIM」(Digital Camera IMages)フォルダの中にあります。
とはいえ、撮影するアプリにより「DCIM」配下に各アプリ専用のフォルダが作成され、そこに保存させれることが多いです。
例を挙げると、まーぶるのXperiaで撮影した画像ファイルは「DCIM」フォルダ内の「100ANDRO」フォルダに格納されます。
この「100ANDRO」フォルダが、Xperia標準のカメラアプリのファイル保存先です。
アプリによっては、全く別の場所にファイルを保存する可能性もありますが、次項にある「カメラファイルシステム規格」があるため、一般的にはそれに従った仕様のアプリが多いと考えられます。
DCIMフォルダはどこ?
写真を保存してあるフォルダ名はわかりました。
しかし、そもそも「DCIM」フォルダはどこに作られているのでしょうか。
これもズバリ「ルートディレクトリの直下」が多いです。
これは「カメラファイルシステム規格」で定められているためです。
「カメラファイルシステム規格」とは
カメラファイルシステム規格 (カメラファイルシステムきかく、英: Design rule for Camera File system; DCF) は、デジタルカメラやプリンター、携帯型ゲームなどの機器間で、(SDカードなどの)電子媒体を介した画像の相互利用を実現するためのファイルシステム規格を定義したものである。
引用:ウィキペディア
結論として、写真の保存先は
「スマホ内部ストレージ>DCIM>アプリ独自のフォルダ」(保存先が内部ストレージ)
「SDカード>DCIM>アプリ独自のフォルダ」(保存先がSDカード)
に保存されることが多いということになります。。
おまけ・ルートディレクトリとは
「ルートディレクトリ」とは
ルートディレクトリとは、階層型ファイル構造における最上階層のディレクトリ(あるいはフォルダ)のことである。
引用:IT用語辞典バイナリ
つまり、フォルダの中にフォルダやファイルを格納する階層型のファイル構造の場合、一番上に1つだけすべてのフォルダ、ファイルを格納したフォルダ(ディレクトリ)があることになります。
この一番上のディレクトリのことをルートディレクトリと呼びます。
Windowsで言えば、CドライブやDドライブなど、一番上のディレクトリのことです。
Windowsで「ルートディレクトリの直下にファイルを置く」などという場合は、「Cドライブ>置かれたファイル(フォルダ)」となるわけです。
スマホ本体のルートディレクトリに保存する場合は、「内部ストレージ」がルートディレクトリのため、「内部ストレージ>置かれたファイル(フォルダ)」、SDカードのルートディレクトリの場合は、「SDカード>置かれたファイル(フォルダ)」のような構造になります。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
写真などの画像ファイルも、アプリ上からアクセスすると自動的に見つけてくれますが、
ディレクトリ構造から見つけるとなると厄介です。
正しい構造を理解し、不要なところは間違えて変更などしないように気を付けなければなりませんね。
コメント