アルミ保温シート(ブランケットタイプ)のレビュー
■商品名:アルミ保温ブランケット
■購入店:ダイソー
■価 格:100円+税
■サイズ:130cm × 210cm
ダイソーでアルミ保温ブランケットを買ってみた!
防災アイテムとして、アルミ保温シートなるものがあることを最近知りました。
効果としては簡単に言うと「アルミシートの断熱性を利用し熱を逃がさないようにしよう!」というシンプルなものになります。
どのような場面で使うかといえば、災害で自宅が被災し外で過ごさなければならない、または避難はできたけど、体育館のような空間が広い避難場所で空気が温まりにくい等、自身の体温が下がる環境に置かれたときに補助的に使います。
もしくはアウトドアが好きでキャンプをする人は、持っていってもいいかもしれませんね!
今回は、ダイソーのブランケットタイプのアルミ保温シートである「アルミ保温ブランケット」をレビューします。
携帯性
折りたたんであると非常にコンパクト。
男性の片手に収まってしまうくらいのサイズ感です。
これなら防災リュックの中、どこでも入れられます。
たとえ家族分準備したとしても、それほどスペースを取りません。
また素材が薄いアルミのため、ほとんど重さも感じません。
ベリーグッド!
使い勝手
広げてみると結構大きめ。
130cm × 210cmとシングルベッドより大きいサイズのため、保温ブランケットとして体に巻き付けるには十分な大きさです。
また使い終わって片付ける際にですが、一度使うと販売時のように外装袋にはうまく収納できないことがほとんどです。
そんな時は、付属しているジッパー式の袋が便利。
外装と比べてもかなり大きく、保温シートを無理矢理丸めても入りそうですね。
あとは雨天時に使用後、建屋に入った場合に濡れたシートを入れておく袋としても使えそうです。
なお、非常に薄くて軽いため、屋外で使うには無風でないと厳しそうです。
効果
室温が12℃くらいの部屋で、実際にくるまってみました。
10分くらい経過するど、徐々に自分が発している熱で保温ブランケット内の空気が温まってきました。
なかなか保温効果は高いようです。
なお蛍光灯に透かして見ると・・・
・・・めっちゃ透けて見えるよ。
これでも暖かくなって来たということは性能は高いのでしょうね。
気になった点
保温シートの音
少し動いただけでカサカサ音がします。
一人で過ごしている分には問題ありませんが、ほかに人がいる場所で使うと鬱陶しく思われる可能性があります。
災害時には心身ともに疲れている人が多くなると思いますので、避難所など大勢が集まる場所では、このカサカサ音がストレスになる可能性もあります。
耐久性
薄くて軽いということは反対に耐久性が低いとも言えます。
緊急時に1~2日程度使うだけなら問題ありませんが、長く使うと破損しそうです。
また素材がアルミではありますが耐火性は全くありません。
寒さ対策に焚火をすると火の粉で穴が開いてしまう可能性もあります。
そうなったらもう防風には使えません。
まとめ:災害時の防寒対策のひとつに!
災害はいつ襲ってくるかわかりません。
東日本大震災は3月11日の朝晩がまだ冷え込む時期に、阪神淡路大震災は真冬の1月17日の早朝に発生しました。
運よく命が助かったとしても、自宅が壊れたり、そこまでいかなくても停電で暖房器具による暖が取れなかったりすることも考えられれます。
しかし人間の体からは意外と熱が発生しています。
その熱を逃がさないようにすることで、少しでも体温を奪われないようにする工夫が必要であり、その際にアルミ保温シートが役に立つと思います。
ただ勘違いしてはいけないことは、アルミ保温シートひとつあればいいというわけではありません。
例えば、カイロと組み合わせることにより暖かく過ごせる可能性も高いですし、体を包んだあと首元にマフラーやスヌードなど巻いて空気の抜け道を少なくするなど、工夫次第でより効果が高くなります。
ぜひ防災アイテムを見直して少しでも生き残れるよう準備をしましょう。
防災アイテムは「使わない可能性があるからもったいない」ではないのです。
「使わず捨てることになったら幸せ」なのです。
このページを見て、ご自宅の防災アイテム見直しをしていただけると嬉しい限りです。
ではまた次のレビューまでー、バイバイ!
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