まーぶるです。
今回のテーマは無料Wi-Fiスポットの危険性についてです。
無料Wi-Fiスポットとは
動画や音楽、SNSサービスなど、インターネットを介したサービスがいろいろあります。
スマホやタブレットなどの端末を持っている方は、何かしらのサービスを利用しているでしょう。
しかしデータ通信の上限を超えてしまうと、スムーズに動画が見られれなくなってしまいます。
そんな時に役に立つのが「無料Wi-Fiスポット」。
携帯電話のキャリアやお店、自治体などがサービスを提供し、文字通り無料でWi-Fi接続ができるサービスです。
無料Wi-Fiスポットの危険性
しかしそんな便利な無料Wi-Fiスポットに危険性があることに気を付けなければなりません。
例えば、キャリアや自治体が提供しているWi-Fiにはネットワークを識別するための名前「SSID」が付いています。
例えば、docomoユーザーが利用できるdocomo無料Wi-Fiサービスは、「0000docomo」という名前が付けられており、サービス提供エリア内でWi-Fiを有効にすれば、自動で検出できます。
しかし、悪意のある人が「0000docomo」というSSIDを作成し、Wi-Fiを仕掛けていたらどうでしょう。
もしかしたらきちんとインターネットに繋がるかもしれません。
しかし、自分の端末とインターネットの間に悪意のある人の機器を経由することになり、情報を取られてしまう可能性が高まります。
そんな環境でインターネットバンキングや、ショッピングサイトでログインしたら、アカウントを乗っ取られてしまいます。
動画を見るだけ、インターネットを見るだけという方も注意が必要です。
本当に個人情報の通信をしないと確信を持って言えますか?
おそらくネットワークに精通しているエンジニアレベルの知識がないと断言できません。
まーぶるの見解では、間違いなく個人情報にかかわる情報はやり取りされています。
スマホのIPアドレスや、自動ログイン設定がされているサービスへのログイン時。
スマホがAndroid端末であれば、Googleアカウントで端末にログインしていますよね?
1つ1つの情報は個人を特定、アカウントを特定できるものではないかもしれません。
しかし、例えば複数の情報を確認することにより、よく利用される共通した単語や数値を抽出され、
それがIDやパスワードに利用しているものだったら、何かしらのサービスのIDやパスワードが推測されてしまいます。
もし推測された文字を、様々なサービスでID・パスワードとして利用していたら・・・
考えただけでも恐ろしい事が分かります。
簡単にできる対策とは
では無料Wi-Fiを利用しなければ良いのかといえば、それはそれで不便になる人もいます。
そこで、比較的簡単にできる対策をお教えします。
1.不要不急のコンテンツへのログインをしない
2.「SSID」をきちんと把握し、セキュリティの掛かった間違いのないネットワークに接続する
1つ目は、使い方のお話。
インターネットを通じたショッピングやサービスサイトへのログインは
落ち着いて自分の家など安全が確保されているネットワークで行い、外出中はログインせず閲覧だけにとどめます。
2つ目は、安全に使うためのお話。
どうしてもWi-Fiを利用する機会がある場合は、サービスを提供している企業の「SSID」を事前確認しておくが重要です。
通常、企業や自治体のホームページに提供している「SSID」が記載されていることが多いです。
お店の場合は店内の目立つところに張り紙がしてあることもあります。
また、通常はセキュリティが掛かっており、セキュリティの掛かっていないWi-Fiサービスは例え同じSSIDが設定されていたとしても接続しない方が良いでしょう。
スマホにはネットワークを保存しておく機能もついているため、
次回からは保存した設定のネットワークを選択すれば間違いもありません。
正しいWi-Fiに接続できれば、安心してインターネットを利用できます。
まとめ
無料Wi-Fiスポットはとても便利なものです。
しかし便利なものには、それを利用する悪意のある人がいることも覚えておかなければなりません。
快適なインターネットをするためにも、少し注意をすることが重要です。
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